必見、これだけですべてわかる 『運転技能検査』

トヨタ・モビリティ基金(TMF)担当者の体験動画を通じて、
試験の内容をわかりやすく解説します!

 令和4年5月の改正道路交通法の施行に伴い、75歳以上かつ過去3年以内に一定の交通違反があった高齢ドライバーは、実車試験(運転技能検査)を受検する必要があります。 高齢ドライバーの方々、特に運転技能検査を受けることになってしまった皆様は、「どのような内容なのだろうか? 自分は合格できるのだろうか?」など、いろいろと不安に思っていらっしゃるのではないでしょうか?  実際の検査の様子をイメージできれば、不安を少しでも和らげられるのではと、本サイト”高齢ドライバードットコム”の担当者が、埼玉県うらわ自動車教習所の協力のもと、特別に運転技能検査を体験させてもらいました。
高齢者の運転免許更新時の【運転技能検査】体験動画
 運転技能検査の内容についてはこちら
【体験した担当者の感想】
信号機や指定速度等の指示を守るとともに、停止線の前で確実に止まる【一時停止】。反対車線に入ったり脱輪しない【右左折】を確実にできれば、決して難しくはない検査だと感じました。 ただし、【段差乗り上げ】は、日常あまり求められない動作なので抵抗がありました。段差乗り上げは、段差に乗り上げてから1mまでの間で停止することが求められるのですが、自分が想像した距離と実際停止するまでの距離にギャップがありました(想像以上に停止するまでの距離が長い)。乗り上げたらすぐにブレーキを確実に踏むことが必要ですが、そのためには、アクセルとブレーキを円滑に踏めるように足のつま先を右左に移動させる動きを何回か行ったりといった準備運動等も必要と感じました。 何よりも大切だと感じたことは、緊張せず落ち着いて運転することです。深呼吸をし、心を静めて運転に臨んでください。
【合格に向けたアドバイス】
走行前に走行コースの課題を検査する場所の説明があります。走行時のイメージをしながらよく聞いて準備をしてください。 一時停止線では確実に止まってください。停止して3秒数えるぐらいがちょうどよいです。 左折・右折の際は車線をはみ出したり、脱輪しないようにゆっくりと走行することをこころがけましょう。 段差の乗り上げはすぐにブレーキを踏むためにも直前にアクセルとブレーキの位置を確認するとよいでしょう。
 なお、過去3年以内に一定の交通違反をしなければ、受検の対象とはなりません。 安心して免許の更新ができるように、日頃から交通ルールをしっかり守って、安全運転に心がけて下さい。