「補償運転」で危険を避ける
事故を起こさない安全運転の方法として、「補償運転」がおすすめです。「補償運転」とは、加齢による運転能力の低下を補うために、自分の体調や運転能力、天気や明るさ、道路状況などを考慮して、危ない運転場面を避けて運転することです。今まで以上にゆとりをもって運転するために、ご自身でルールを決めることといってもいいでしょう。
補償運転について詳しく知りたい方は下記をご参照ください。
「運転講習」で専門家の指導を受ける
専門家による講習を受けることもおすすめです。第三者の視点でチェックしてもらい、適切な指導を受けることで、自分だけでなくご家族や同乗者が安心できる運転方法へ改善できる可能性があります。
下記にご紹介するのは一般ドライバーや高齢ドライバー向けに提供されている有料の講習です。また、日本全国の教習所の多くは、ベテランドライバーの練習としても有効な「ペーパードライバー教習」を提供していますので、高齢者講習を控えている方が事前に受講されてもいいでしょう。
- TOKYOドライブ・トレーニング キャンペーン(高齢ドライバーの運転練習) 警視庁が高齢者に対して、運転練習をすすめるキャンペーン。都内の「協賛教習所」にて、運転技量の維持や苦手動作の確認、身体能力の変化の自覚のための運転練習を受けることができます。
- 「セーフティトレーニング」と「シニアドライバーズスクール」 JAF、自動車工業会、全日本交通安全協会の共催による、実技を中心とした安全運転講習会。 「セーフティトレーニング」は、一般ドライバーを対象として、車両の特性限界をマイカーで体験してもらい、安全運転に役立てようとする講習会です。 「シニアドライバーズスクール」は、50歳以上のベテランドライバーや高齢ドライバー向けの講習会で、運転の基本操作「走る・曲がる・止まる」「見る・判断する・操作する」を実際の運転を通じて再確認します。
- 「ブラッシュアップ講習」 全日本指定自動車教習所協会連合会が実施している、安全運転の再教育を目的とした講習。お近くの指定教習所で受講することができます。詳しくは上記「ブラッシュアップ講習」よりご確認ください。
- 運転の様子を振り返るには ドライブレコーダーの活用